暑さを吹き飛ばそうと、今年も通所リハビリの夏企画
アクアピアのシンボル「白壁の蔵」を使っての
ビアガーデンがオープンしました。
プールリハビリ・入浴の後、
蔵の中でノンアルコールビールで喉を潤していただきました。
おつまみは、枝豆とアクアピアの中庭で獲れたばかりの胡瓜の一夜漬け。

今回は、ボランティアの岩田融二さんのご協力もあって
手廻し蓄音機でのレコード鑑賞とのコラボとなりました。。
歴史を感じる蔵、昭和１０年代の歌謡曲からエディット・ピアフまで。
懐かしい音楽とレトロな雰囲気の中でいただくビールは一層美味とか、
グラス片手に皆様の話も弾みました。

　　　
イングリッシュハンドベルと呼ばれる大小４０近くのハンドベルがテーブルに所狭しと並びます。
ボランティアの皆さんによるハンドベルの演奏会が開かれました。
普段はコンサート活動をしている東京ベルオーケストラの有志の皆様が
ハンドベルの美しい音色を楽しんでいただこうとこの日のボランティア演奏会になりました。

ハンドベルから奏でられる美しい澄んだ音色。「夏の思い出」パッヘンベルの「カノン」「七夕さま」など季節を感じる曲、クラシックの名曲、皆さんで口づさめる曲まで、魅力的なハンドベルの世界を存分にお楽しみいただきました。ありがとうございました。

これからも素晴らしい演奏を楽しみにしたいと思います。

前回は、転びやすくなる原因の『全身のバランス障害』を起こす病気の一つ、「パーキンソン病」についてお話ししました。

今回は「小脳の疾患」と「正常圧水頭症」についてお話しします。小脳の病気は、ふらついて転倒しやすくなるとともに、呂律がまわりにくくなったり、動作時 に手が震えたりすることが特徴です。これらの症状が数か月にわたり緩徐に悪化する場合、脊髄小脳変性症の可能性があり、ＣＴやＭＲＩで検査をすると小脳の 萎縮が見られます。

又、前頭葉が障害され、パーキンソン病に似たちょこちょこ歩きで転倒しやすくなる他、認知障害や尿失禁がみられる代表的な疾患は、正常圧水頭症です。ＣＴ やＭＲＩで検査をすると脳室拡大が見られます。この病気は手術で治せる認知症としても有名です。これらの病気は、脳神経外科や神経内科を受診し、相談する ことをお勧めします。

※マイタウンあさお版　2011年7月1日号掲載